2023年はクロアチア観光元年となるか

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    はじめに

    2022FIFAワールドカップカタールで日本とも戦い、またモロッコ相手に勝利し3位となったことでも記憶に新しいクロアチア。クロアチアは観光においても優秀で、非常に人気のある国です。特に夏、多くのヨーロッパ市民はバカンスに出かけます。

    そんなクロアチアが、2023年はより観光のしやすい国になります。その理由は2つ!そして、日本にも関わる理由がさらにもう1つ!それらについて解説していきます。

    (スウェーデンの話ももちろんブログで書きたいのですが、1度訪れて虜になってしまったクロアチアについての話にしばしお付き合いください。最後には、クロアチアの魅力が一瞬で分かるショート動画もアップしてるので、ぜひご覧ください。)

    シェンゲン協定参加

    クロアチアはEU加盟国でしたが、これまでシェンゲン協定参加国ではありませんでした。そのため同じEUではあるけれど、旅行時国境を越える際は毎回パスポートチェックがありました。それが、2023年1月1日からシェンゲン協定に参加(シェンゲン協定参加国27か国目)することで、パスポートコントロールは廃止となり、ヨーロッパ内をより自由に行き来できるようになります。

    ただし、1月1日から有効となるのは陸路又は海路の場合のみ。空路は、夏スケジュールが始まる2023年3月26日から有効となります。

    詳細について知りたい方は、欧州理事会ウェブページをご覧ください。

    EU共通通貨ユーロの導入へ

    そして、こちらもビッグニュースです。上記と同様に、2023年1月1日からユーロが導入(20番目のユーロ導入国)されることとなります。クロアチアの従来の通貨といえば「Kuna」(クーナ)でしたが、それがユーロに取って代わられることで、さらなる経済の発展が期待されています。

    両替レートは1ユーロあたり7.53450クーナで、導入後はじめの2週間は移行期間として、モノ・サービスの支払いはユーロ、クーナのどちらでも可能となります。また、モノ・サービスを提供する側は2023年12月31日までの1年間、ユーロとクーナの両方を表示することが義務付けられています。

    これまでにクロアチアへ旅行に行ったことがあって、まだ手元にクーナがあるという方もご安心ください。12月31日までの間はクロアチア国内の銀行、郵便局及び金融庁で、1回の取引あたり100クーナ紙幣と100クーナ硬貨の両替を手数料なしに行うことができるようです。それ以上の金額は、手数料がチャージされる可能性があります。

    2024年以降はクロアチア中央銀行が手数料なしで、紙幣の両替を期限なしに、また硬貨の両替を2025年12月31日までの間に限って行う予定です。ぜひクロアチアに訪れましょう!

    また他のユーロ導入各国中央銀行においても両替が可能なようです。2023年1月1日から2月28日までの間と期間は限定されますが、固定換算為替レートのもと手数料無料で両替できるそうです。ちなみに1日あたり1回の両替につき、8,000クーナに制限されます。

    詳しい情報やユーロ導入各国中央銀行については、ヨーロッパ中央銀行ウェブページをご覧ください。

    日本・クロアチア直行便ができる日も近い?

    残念ながら現在日本とクロアチアも結ぶ直行便はありません。ただ近い将来、直行便ができる可能性が大きくなってきました。

    詳細は外務省ウェブページを見ていただけたらと思いますが、2022年11月15日、日本・クロアチア間の航空協定について実質合意に至ったという報道発表がありました。ざっくり言えば、将来的に日本・クロアチア間において定期航空便を飛ばしましょうということです。もちろん航空貨物便だけになる可能性もありますが、観光立国として有名な2か国なので、旅客便を飛ばさないわけがないでしょう。

    正式合意に至るまでにはもうしばらく時間がかかりそうですが、2023年中に直行便を就航するという話が出てくるかもしれません。

    その場合、どこの航空会社がフライトを飛ばすか。クロアチアにはスターアライアンスに加盟している国営航空会社クロアチア航空があります。ただ、中型機及び小型機がメインであり、現在大型機を所有していません。また今後数年においても、大型機の発注は行っていません。そうなると、最も可能性が高いのがやはりANAです。

    ウクライナとロシアの戦争が続く今、新規路線モスクワ線が白紙となり、空いたスポットがクロアチアに割り振られるという話ももしかしたら出てくるかもしれません。

    おわりに

    以上、クロアチアが観光地としてますます人気になる理由を挙げてみました。クロアチア独立戦争が1995年に終わり、間もなく30年が経ちます。復興を遂げ、観光地として爆発的に人気になっていく姿を見届けつつ、今のうちにクロアチアの良さを知って、いつか旅行にぜひ訪れてみてください。

    まだ良さが分からないよ、という方に向けてさらに魅力が伝わるように、ブログ、そして動画も今後アップしていく予定でいます。僕にとってクロアチアはまた行きたい国ナンバーワンであるという理由を理解していただき、クロアチアにたくさん足を運んでいただきたいです。

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